学生時代、就職活動を兼ねていくつかの知的障害者施設でボランティアをさせて頂いていたのですが、その中の一つが秦野精華園でした。利用者の年齢層が若く、活気があり、職員も利用者と一緒に楽しんでいるという印象を受け、当法人の採用試験を受けました。

就労継続支援B型事業所に所属されている利用者の方とクリーニング作業を行っています。
外部の企業から受注している作業が多くあるため、ミスが最小限に抑えられるよう、利用者の方を支援しています。

上司に教わったことなのですが、「ゆっくり歩く、ゆっくり話す」です。

急いでいるときや慌てているときこそ、ゆっくり歩くと、焦らず落ち着いて次のことを考えることができます。また、元々話すことが得意ではなかったのですが、ゆっくり話すことで利用者だけでなく、職員に対しても伝わりやすくなったと思います。そして、自分の話したいことをきちんと整理してから話すことができるようになりました。

日々、利用者の方と笑い合ったり、他愛のない話で盛り上がったりすることがとても楽しいです。また、できなかった作業ができるようになったり、社会的なマナーが身に付いてきたなと感じたり、利用者の方が少しずつ成長する姿を見ることができたときは嬉しいです。